6月!
『過去三番目に早い梅雨入り』もなんのその、
連日強い日差しが照りつけ、真夏のような暑さが続く京都です!
(モスペット特設サイトを作りました。詳しくはクリック!)
5月は『母の日ギフト』の大丸百貨店をはじめ、毎週どこかで出店(^^)/
「年2回の出展ラッシュ・春の巻き」も、無事終了ですー
今月は少し露出が控えめになるかもしれませんが、
新しい教室活動計画が進行中♪
さて、そんな楽しい報告の中の1つに
葵祭りとモスペットのコラボレーション(?)計画
(・・・と、勝手に名づけた)
が、あるんですね。
「葵祭り」といえば、言わずと知れた京都3大祭りの1つ。
葵桂の飾りを付けた平安貴族(に扮する)行列が、下鴨神社~上賀茂神社をねり歩く
厳かな雰囲気の、伝統あるお祭りですよね。
賑やかで京都中が盛り上がる「祗園祭」と比べると、
格式の高いような、高貴な印象を受けるこの行事。
「参加する」というよりは「遠くから眺める」といった感覚のほうが
近いのではないでしょうか。
でもその昔、
葵祭りの日には、京都中の民家の軒先に「葵桂」を飾り、
追難招福を願って市中全域で楽しんだイベントだったんだそうです。
そんな葵祭の象徴である「双葉葵」、今数が激減しているんです。
上賀茂はじめ、自生地の周辺環境の開発が原因だそうで、
「葵プロジェクト(NPO法人)」さんを中心に、現在保護活動が行われています。
そんな現状を知り、
京都で植物普及活動をしている当、「ことのは園藝研究所」も
何かお役に立てるコトはないかと行動に出ました!
(長いので下に続きますー↓ まずは6月の出展情報でーす!(小声))
6月15(日)
>百万遍の手づくり市 (★当選しました!)
– 京都 知恩寺境内にて –
約半年ぶりの出展となります、百万遍さんの手作り市。
梅雨まっただ中!たとえ大雨だろうが出展します 笑
ちなみに、この日は「父の日」前日(16日が父の日ですね!)
なので、
モスペットの父の日ギフト!
をご用意しますよ!
日程的にもこの日だけの、超限定アイテムですー。
- [出品予定]
- ●モスペット「父の日ギフト」色々
- ●モスペットエアー
●モスペットナチュレ 他
6月23(日)
>上賀茂神社 手づくり市 (★当選しました!)
– 京都 上賀茂神社境内にて –
双葉葵の現状を知るきっかけにもなった、上賀茂神社境内で開催される手づくり市。
木々の木漏れ日が涼しい境内。
キレイな小川もあって、お子様づれでも楽しめますよー!
[出品予定]
●吊りモスペット
●モスペットエアー
●モスペットナチュレ 他
7月6(土)
>森の手づくり市
– 京都 下鴨神社境内 糺の森にて –
上賀茂神社に続いては、下鴨神社での手づくり市に出展しますー!
この2つの神社での出店、何かご縁を感じなくもないですねー。
イベント自体は6(土)・7(日)の2日間ですが、「ことのは」は土曜日のみの出店となります。
[出品予定]
●エアーモスペット 他
★毎週水曜日13:00~17:00
>大丸モスペット教室・販売・メンテナンス
– 大丸京都店 4Fイベントスペースにて –
6月も引き続き開催します!
大丸百貨店京都店さんで、モスペット教室、毎週開催していますー。
楽しく、手軽に、カンタンに!モスペット作りを体験していただけます(^^)
難易度やお時間によって3つのコースからお選びいただけます。(>>詳しくはコチラ)
ちなみに6月の「季節のモスペットコース」は「ゼロから作るモスペット」。
苔玉作りからスタートしますので、お時間は少しかかります(1時間ちょいくらいかな?)
お時間に余裕のあるかた、是非ご参加くださいませー!
(葵祭りの続きです ↓
面白くないので、興味の無い方は飛ばしてくださいませ ^^)
まず葵プロジェクトさんへ、活動への賛同と協力したい旨をお伝えしたところ、
同プロジェクトの代表であり、上賀茂神社の権禰宜(ごんねぎ)でもある
村松さまにご承諾をいただきました。
村松さまに直接お会いし、葵祭や葵プロジェクトの活動についてお話しくださった中で
「『別世界の行事』みたいになってしまった葵祭りが、
昔のように京都中で参加できる行事にしたい」
というお言葉が印象的でした。
その後、株分けされた「上賀茂神社の双葉葵」の鉢と、
葵祭りで使われた「葵桂の残り(切ったもの)」をご提供いただいて帰宅。
個人で行う小さな事業、さあ何ができるやろうか。。。
色々考えて、現在3つの計画を考えています。
1.葵祭りで使った「葵」を再生できないか?
2.再生させた苗をモスペットにできないか?
3.葵モスペットを里子に出して、育ててもらえないだろうか?
計画1.→
葵祭では、切った葵を飾りに使います(そのために毎年多くの葵を育てている)。
使い終えた葵の飾り、使用後は土に返すだけなので、
それを挿し穂として再生すれば、効率的な生産ができるのではないか。
・今まで培った、水耕栽培のノウハウがフルに活用できる!
・成熟した株になるまでの日数が短縮できる!
計画2.→
元々生命力の強い双葉葵。室内育成にも適した性質を持っている。
モスペット(ナチュレ)にして、土を使わず室内育成用に改良すれば
子どもさんや若い方、マンション暮らしの人など、従来よりも広いターゲットに
興味を持ってもらえるのではないか。
・双葉葵の育成体制が広がる!
・双葉葵の現状と再生に興味を持つ人が増える!
計画3.→
自分が育てた葵が増え、広がり、実際のお祭りで使われるなら、
葵祭りのサポーターとして、京都の伝統への参加意識が高まるのではないか。
・葵祭への参加意識が芽生える!
・植物育成や自然保護への意識が高まる!
・・・こんな感じです。。。
今はまだまだ「出来たらいいな」の段階で、
できること、やらないといけないことの課題は山積みなんですが、
結構本気で考えています(^^)
技術的な面では、今まで培ってきたノウハウで大体クリアできそうなんですよねー。
とりあえず、今年の葵祭りで使った苗の再生と、
双葉葵の室内育成のノウハウを集めるため、現在実験中。
植物の生命力の強さに驚かされる反面、
失敗したパターンもあるもので、もっともーっとデータを集めないといけません。
葵祭りの日、七夕の笹飾りや子どもの日の鯉のぼりみたいに
京都中の軒先に「自分が育てた葵」が飾られる日が来たら、、、
幼稚園や小学校で育てた葵を飾る風習ができたら、、、
きっと、京都に住むみんなが京都をもっと好きになって、
やっぱり京都に住んでよかったなー、と思ってもらえるんじゃないか。
こんなことも夢みている「ことのは園藝研究所」なのでした。
それでは本日も、最後までお読みくださって
本当にありがとうございましたm( _ _ )m
P.S. 今回の考えについてご賛同、ご指摘、ご批判などあれば
>>こちらからご連絡くださいませ
広くご意見うがかえればありがたいです。